食機能を考える会講演会特別講演会・VE実技研修会開催

6月16日(土)17日(日)に飯田下伊那歯科医師会会館にて食機能を考える会講演会・VE実技研修会が開催されました。
第一日目は  摂食嚥下マネージメント第一人者である鶴岡協立リハビリテーション病院 リハ科医長福村直毅先生を講師に迎えて 『肺炎・窒息のない治療を目指して』と題した介護現場で働く職種の方たち全てを対象とした講演会となり 摂食嚥下マネージメントでは「人間は食べられなくなったら御終いと云う先入観を取り崩していくこと」が大切なこと。摂食嚥下治療や訓練によりQOL(医療介護現場における患者の 生活機能ができるだけ保たれ、人間らしい生活を続けられることを指す)が改善した症例を介護現場で働く人たちにたくさん体験してもらうことが摂食嚥下治療や訓練を地域に広めていく原動力となることや 効果的な摂食嚥下治療・訓練法の紹介 鶴岡協立病院とその周辺地域で行われている摂食嚥下マネージメントの実際について教えていただきました。
最近のトピックスとして 日本人の3大死因の中に 肺炎が脳卒中にとって代わって入ったことを挙げ これからの介護現場ではQOLを保って長生きするために 肺炎予防に摂食嚥下マネージメントがさらに重要になっていくことを説かれました。
福村直毅先生の講演のあと 嚥下治療専門の往診をなさっている福島中央医療生協上松川診療所勤務の原純一先生から 東日本大震災後の被災地における接触嚥下治療へのアプローチの体験報告が行われました。
原歯科医師は震災直後から避難所を廻って摂食嚥下困難者の支援活動に取り組んだとのことです。避難所では少数弱者として声をあげられずにいる摂食嚥下困難な人たちのために 避難所で出される食事に関って栄養改善の手助けをしたり 福島市内に避難してきた被災者住宅にVE機器を持って往診したり 避難所の歯科診療支援を行ったそうです。

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第2日目は 歯科医師を対象としてのVE(摂食嚥下内視鏡)実地研修が行われました。
今年4月より長野県地域医療再生事業のひとつとして飯田下伊那地域で取り組んでいる【急性期から在宅医療までの連携体制の構築】事業の1部門として飯田下伊那歯科医師会が担当している「摂食嚥下マネージメント」の一環として県からの予算を元に口腔衛生センターに供えたVE機器を使って 講師の福村直毅医師よりVE機器の操作方法や摂食嚥下診断を行う方法について学びました。
VEを使っての実地研修では 摂食嚥下治療を行っている福村直毅医師 原純一歯科医のほか VE機器メーカーの方たちにも協力いただきました。
当会会員歯科医師6名のほか 長野県内他地域より2名の歯科医師がVEの実地研修を受け また 介護現場で働く他職種の方たちには同時並行してVE画像を見ながら・摂食嚥下指導の導入方法を摂食嚥下ケアマネージメントを福村先生と一緒にされている福村先生の奥様より解説していただきました。

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