食機能を考える会今年度第1回勉強会開催

7月23日(土)飯田下伊那歯科医師会館にて 食機能を考える会今年度第1回勉強会が開催され 講師にネスレニュートリションカンパニー 佐藤仁美氏を迎えて「高齢者のための栄養スクリーニング MNA評価表を用いた実習」と題した講演をしていただきました。
MNA評価表は スイスのネスレ財団で開発された簡易な栄養状態の評価方法で ふくらはぎ部分の太さを測定することで 体重や身長の測定困難な寝たきりの方の栄養評価が簡便に行える方法であることや 栄養評価の結果の有効的な活用方法を学習いたしました。

栄養状態は 患者さんの見た目だけで評価することが非常に難しく 栄養状態が悪化していることを見逃した場合 栄養状態の悪化の進行が続いて 褥瘡(床ずれ)がおきたり 全身状態の悪化傾向が見られるようになりやすいとのこと。
病院・施設等の現場では 簡便に栄養評価を行える方法が必要であり 6つの検査項目だけで 栄養評価が4~5分で行えるMNA評価表が現場のニーズに即していることの説明と 栄養評価の実習も行いました。

出席者からは 栄養状態が低下し始めた患者さんやそのご家族が 経管栄養や胃婁形成に消極的な事例に対して どう対応したらいいのか の質問があり 講師の佐藤仁美氏からは 
経管栄養や胃婁は 日本では終末医療の印象が大きいが 実際は 栄養補給療法の選択肢の一つであり 経管栄養や胃婁形成により 一時的に栄養補給して その間に 口から食事を摂ることができるようなケア(摂食嚥下訓練など)を行い 栄養状態が改善した後 経管のチューブや胃婁のボタンを外して 口から食事すると言う選択肢もあるという説明がありました。

勉強会で紹介された ネスレ社が開発したMNA簡易栄養評価表については こちら に詳しく紹介されておりますので ご覧いただき ご活用ください。


今回の勉強会を協賛していいただいた ネスレニュートリジョン株式会社 と T&Kティアンドケイ株式会社 のブースでは 食支援の現場で有用な商品の展示・説明が行われました。

高齢者医療・介護の現場は 施設や病院単位での治療・リハビリ・ケアの流れから 地域の医療・介護関係施設全体が 患者さんに関する情報を共有して 一人ひとりの患者さんが 病院・施設・自宅と場所を変えても 同じ治療・ケア・リハビリを継続して受けられるような「地域における医療連携」に注目が集まりつつあります。食機能を考える会では  高齢者の方が口から安全に 楽しく食事を摂っていただけるように 飯田下伊那の食に関る多職種の方たちの地域連携の構築を目指しております。


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