震災被害者身元確認のための歯科医師の取り組み 続報

東日本大震災被害者の方の身元確認のために 日本歯科医師会や 歯科大学法歯学関係団体などから 派遣された歯科医師の方たちから 現地の状況報告が寄せられるようになりました。

現地でご遺体の身元確認作業を終えられた 歯科医師の体験談のいくつかを紹介いたします。

「家族と遺体会わせたい」宮城派遣の歯科医師必死で検視
2011年4月1日 読売新聞

「早く家族へ」検視協力東日本大震災 岡崎の歯科医が身元確認
中日新聞 4月1日

歯科医師の検視作業は 被災者の方の命を救うための作業ではありません。が ご遺体に残されたご家族の元に少しでも早く帰っていただくということ そして ご家族をはじめ親類縁者の方たちに囲まれた中で送別の儀式を執り行われるというご遺体の尊厳を守るために そのために少しでも役に立つことが出来ればと 考えております。

当飯田下伊那歯科医師会の属する長野県歯科医師会から派遣された4名の歯科医師も現地での活動を終えて 帰ってきたとの報告が当会にも来ました。
(詳細は長野県歯科医師会HP

歯科医師が行う遺体の身元確認の手順は 平時には 細かいマニュアルが定められていますが 東日本大震災の被災地では 被災者の方が多いと云うこと そして 電気 水道などの状況が整備されていないとう状況のため 各地区の状況に即して簡略化された手順で行われています。

遺体の多い被災地では デンタルチャートと呼ばれる 口腔内におけるむし歯やつめものなどの歯の状態や歯肉の状態の記録をとるだけで 精一杯の場所もあります。

器具の使用が可能な場所においては 以下のような写真・レントゲン記録を残す方法などが行われているとのことです。

・顔貌写真撮影…顔貌と「遺体票」を同時に入れた写真1枚
・口腔内写真撮影…正面像1枚、上下顎咬合面像各1枚(正面像はご遺族が記憶している場合の記録として。咬合面像はデンタルチャートを清書する際のメモとして。)
・歯科所見採取、デンタルチャート作成 …メモとしてのデンタルチャート。
・エックス線画像撮影   …治療痕のある部位は原則撮影。治療痕がない場合は下顎左右側智歯部。 生前のエックス線写真がある可能性が高い部位。
 
被災地で実際にご遺体の身元確認作業に取り組んだ先生方の声が ネットに載っていたので 専門用語が多くて難解な部分はございますが 困難な現場における生の声をご覧ください。

被災地へ向かわれる警察歯科医の先生方へお願い

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