食機能を考える会 第7回例会開催

10月3日(日)飯田下伊那歯科医師会館にて食機能を考える会 第7回例会が開催されました。国立長寿医療センター病院先端医療機能回復診療部 歯科口腔外科 角 保徳先生による「医療・看護・介護職因果知ってほしい口腔の知識と口腔ケア」と題した 講演と 会員が介護現場で直面している 問題や 疑問に関しての質疑応答が行われました。

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総入れ歯になった場合 噛む機能が 全部自分の歯の場合の2割程度に落ちることから まずは 介護現場で働く職員が自らの口腔に関心を持ち 高齢者の歯の喪失原因の大きな割合を占める 歯周病について よく知ることが大切という点から講演が始まりました。
「みがいている」と 「みがけている」では違うので 歯ブラシと歯間ブラシを用いての毎日の清掃と 定期的な歯科医院での歯の清掃を受けることが重要である。
(歯科医院での歯の清掃は 歯の表面の汚れを取るだけでなく 歯の表面をつるつるにして フッ素のペーストを塗りこむので 新しい汚れが付きにくくなります。ただし その効果は 日々の食事などで 少しずつ減少していくので 3~6ヶ月に一度ずつ 行うことが必要です。) 
介護現場で 他の方の口腔ケアを行うには 口腔ケアの方法を学ぶだけでなく 自分の口腔の管理をしっかりとできることが 第一歩であるとのお話でした。

講演の後半では 有病高齢者の方に多い口腔の症状を数多く見せていただきながら 対処法と 施設・自宅介護で 介護職員の方や 家族の方が 容易に取り組むことができる口腔ケアの方法を教わりました。病院歯科のお立場ですので、写真だけでなくCT画像を含め、非常に説得力のある内容でした。

実際に角先生が 推奨されている 口腔ケア 【5分でできる口腔ケア 介護のための普及型口腔ケアシステム】は こちらを 参照ください。
国立長寿医療センター病院『要介護者の口腔ケア』マニュアル 
http://www.ncgg.go.jp/hospital/pdf/manual/Oralcavitycare1.pdf

これからの医療は 疾患を取り除いて 命を助けていくということだけでなく 怪我や疾患を予防し 怪我や疾患で衰えた機能を回復 ・維持して 生活の質を向上させていくことへ 重点を置いていくべきとのこと。これから歯科医療で求められるのは 食べることを支援していくための医療であり それを実現するために 介護現場の皆さんの叡智を集めていきましょう ということで講演は終わりました。

講演のあと 食機能を守る会の会員が 介護現場で直面している問題に関して 講師の角先生から サジェスチョンいただきました。

参加された会員の職種

歯科医師 17名  歯科衛生士 14名 介護職 10名 看護士 7名 栄養士 3名 学生 2名
歯科技工士 理学療養士 管理栄養士 相談員 製造業各1名 


【食機能を考える会 事務局より】
運動会や祭典の時期に重なっており御参加いただいた方にはご無理をお願いたしました。会の運営上、会費をお願いたしますが、今後も有意義な内容の企画を行っていきたいと考えております。企画運営をお手伝いいただける企画会議のメンバーを募集いたしております。お声かけください。よろしくお願いいたします。

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