スポーツをするときにはマウスガードの使用をお勧めします。

新入学や進級して新しくスポーツを始める児童生徒さんも多いと思います。
スポーツ時に顔面や口の中に怪我をして歯科医院を受診するお子さんがいらっしゃいます。
スポーツ時にはスポースマウスガードと呼ばれる防御器具の装着をすることで
怪我を防いだり怪我の度合いを小さくしたりすることができます。

コンタクトスポーツと呼ばれる競技では高校ラグビーのように装着が義務化されたものもあります。
高校ラグビーでは、2005年の全国大会で試験的にマウスガード装着を試験運用した結果、頭部へのダメージが低減したことから義務化となりました。
義務化されているものはラグビー(一部のリーグ)のほかに、ボクシング、K-1、空手、アメリカンフットボール、ラクロス(女子のみ)、などがあります。

義務化されていない場合でも サッカー、野球のような選手同士のコンタクトが多いスポーツでマウスガードを使用する選手が増えています。北京オリンピックのベースボール 上野選手も試合中使っていました。
長野県歯科医師会では昨年8月6日にはBCリーグ信濃グランセローズへ贈呈いたしました。
体操、スキーなどの個人競技スポーツでも転倒や衝突時の怪我に備えて、マウスガードを使用する選手が増えています。
2005年長野市を中心に開催されたスペシャルオリンピックス冬期世界大会にも 県歯科医師会ではボランティアとしてスキーなど冬季スポーツのアスリートへマウスガードの提供をしております。

怪我の防止以外にも歯科医師が咬合採得という作業を行って作るマウスガード(患者さんの噛み合わせに配慮して作ったもの)は 装着により「顎をしっかりと強く噛みこむ」ことができるようになります。顎をしっかり噛むことで、下半身のブレがなくなり運動能力が高まるとされています。また顎をしっかり噛むことで集中力が増す効果もあるようです。

マウスガードには歯科医院で歯型を採ってから患者さん個々のかみ合わせに合わせて作るものと
おおよその形ができている市販品をお湯でやわらかくして自分で口に合わせて形を作るタイプのものがあります。

マウスピースはしっかりと口にフィットしたものでないと怪我の防止効果がありませんし、
運動中にゆるくてはずれそうになって運動に集中できなくなることもあります。
さらに マウスピースを入れて運動能力の向上を目指すには噛み合わせを考慮して作ったマウスピースでなければなりません。

マウスピースは一度作った物がずっと使えるわけではありません。
使用しているうちにゆるくなったり、
顎の成長や、成長に伴う歯並びの変化で口に合わなくなることや、
強く噛み込む事による磨り減りにより穴があくこともあります。
マウスピースはかかりつけの歯科医院で歯並びやかみ合わせにあわせたものを作り
定期的にチェックして必要に応じて調整なさってください。

せっかく作ったマウスピースも試合のときだけ大切に使ったのでは効果半減です。練習の時に怪我をすることのほうが試合中よりも多く見受けられます。ぜひ練習時にも装着してください。練習中に装着することで、マウスピースになれる効果もあります。

マウスピースを入れて噛んだときにしっくりいかなかったり、顎が痛かったりする場合には かかりつけの歯科医院で調整してください。そのまま使っていると顎の関節を痛める場合もあります。




ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0