☆学校健診の結果歯科医院での診察の結果に違いがあるのはなぜ?その2

「学校健診の結果の連絡では、むし歯のところにチェックがなかったのに、
他の欄にチェックがあって歯科医院に行ったらむし歯があるといわれたのはなぜ?」
と患者さんの保護者の方から聞かれることがあります。


学校健診は、一人あたりの検診時間はわずか30秒弱です。
健診の環境は非常に悪く、口の中を照らす専用のライトがありません。
初期むし歯は「探針」と呼ばれる歯科用の器具などで探るとむし歯が拡大する場合があることがわかってきたため 使用できる器具も限られてきています。
「水銃」と呼ばれる装置で強い風や水を当てて汚れや唾液を飛ばして歯を調べることもできません。

歯科医院では、口腔内を診るために整備された環境の下
専用の器具やレントゲンなどの装置を使って時間をかけて診察します。
学校での集団健診で見落とされたむし歯や 疾患が、歯科医院での診察で見つかる可能性はかなり 高いのが現状です。
学校健診は、むし歯の本数を調べるのことだけでなく 
口腔内に何らかの問題点があって、歯科医院での受診が必要な児童生徒さんと
問題のない児童生徒さんを振り分けることが目的です。
むし歯が何本あるということよりも、
歯科医師衛生士さんや学校の担任の先生、養護教諭の先生、保護者の方たちと協力して、
その児童生徒さんが口腔内の問題点を改善するような環境を作っていくことを考えています。


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