☆学校健診の結果と歯科医院での診察の結果に違いがあるのはなぜ?その1

学校健診の後で、保護者の方から
「健診前に歯科医院で治療を終えたのにむし歯があると学校健診で言われたのはなぜ?」というような質問を受けることがあります。


初期のむし歯は歯科治療で用いる探針で強く触るとむし歯が進んでしまうことがわかってきました。
最近の学校健診ではむし歯の疑いのある歯の表面の着色を探針で探ることはしません。そのため それがむし歯なのか単なる着色なのか判断がつきません。
治療が必要かどうかの判断が付かない場合は 初期むし歯(CO)として歯科医院への受診をするように事後処置をとります。

きわめて初期のむし虫歯の場合、「脱灰―再石灰化」のアンバランスを改善することにより自然に治癒していく場合が多いので、初期むし歯の場合 歯科医院ではすぐに歯を削ったり詰めたりの治療はしません。
むし歯を作る要因を改善させることが治療の第一歩です。
歯科医師や衛生士による機械的な紙面清掃やブラッシング指導、フッ化物塗布、シーラント(歯の溝を埋める)などの処置をします。
そのような処置をした場合、口腔内の見た目は受診前・受診後の変化はほとんどありません。

かかりつけの歯科医院で初期むし歯の診察を受けた後に、歯科健診があっても
健診をする歯科医師には 初期むし歯(CO)の受診前か受診後かの判断が付きませんので、
保護者の方へは歯科医院で診察を受けていただくよう連絡しております。
そのため歯科受診直後の学校歯科健診で歯科受診勧告書が出ることがあります。

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