☆学校健診で「むし歯になりそうな状態の歯があります。・・・」といわれた方へ

飯田下伊那歯科医師会公衆衛生部では
学校健診の結果のお知らせの書式モデルを作り教育委員会を通じて各校に提示しております。
当ブログでは 「歯科健診結果のお知らせ」の各項目に沿って説明して参ります。
お子さんの健診結果に合わせて参考になさってください。


今の小中学生の保護者の方たちが学校で歯科健診を受けた頃にはむし歯はC1~C4として区分していました。
平成7年度の歯科健診から健全歯・未処置歯・COという区分になりました。
COは Questionable caries under observation の略で要「観察歯」(むし歯になりそうな歯)もしくは「初期むし歯」と呼ばれています。

学校健診におけるCOは、現在のところむし歯とは断定できないがごく初期のむし歯の疑いがあり環境変化により良くも悪くもなる状態の歯のことで
3~6ヶ月後に再度健診をして経過観察をしなければならない歯のことです。
見た目では歯の表面が白く濁っていたり、薄い茶色の着色が見られたりします。

吹田市歯科医師会HPの中に 初期むし歯の写真がいくつか紹介されています。
お子さんお口の中に同じ症状の歯がないか調べてみてください。

COがある場合 すぐに削って詰め物をするのではなく、
定期的な歯面清掃(TMTC)・フッ素塗布・キシリトールの摂取などによって
口腔内の環境を整えてCO状態を維持する(悪くしない)ように努めます。
歯が清潔に保たれていれば、むし歯が急速に進むことはありません。
写真は長野県歯科医師会が発行した「フッ化物応用マニュアル」に掲載された
前歯の白濁が口腔内の環境を整えることで、改善された症例です。

画像


札幌歯科医師会学校歯科医会HPには徹底した歯磨きをすることでCOの症状の進行を防げた症例が紹介されています。

本人の口腔内の状況だけでなく御家庭の環境を把握できる かかりつけ歯科医の指導を受けてください。
定期的な歯面清掃(PMTC)フッ素塗布キシリトールの摂取について詳しいことは各項目をクリックして関連するページをご覧ください。

COのある児童生徒は毎回健診のたびに「むし歯になりそうな歯があります」との通知が来ると思います。
当グログの記事むし歯になりそうな歯で前回受診をしましたが、2回目も受診の必要がありますか?をご覧ください。

学校歯科健診では健診時の環境など整っていないため「精密検査を要するウ蝕様病変のあるもの」COとしてかかりつけの歯科医院での精査を促す場合があります。
学校健診ではCOと診断された歯が 歯科医院での精密検査の結果ではすぐに歯を削るなどの治療に入る場合もございます。


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